世界遺産・屋久島で「水の循環」をテーマにした特別なリトリートへ
深い緑の苔むす森、太古の昔から立ち続ける縄文杉──
屋久島に降り立つと、人工的な音が消え、大地や木々、岩、水が奏でる“自然の音”が耳に届きます。澄み切った空気とみずみずしいエネルギーは、わたしたちの身体と心を浄化し、新たな生命力を吹き込んでくれるかのようです。願いごとが“本島の7倍の速さで叶う”とも言われるこの島で、自然の叡智にふれる時間を過ごしませんか?
今回のリトリートは、屋久島の大自然の中で「水の循環」をテーマに開催します。森・里・海の流域を舞台に、自然とのつながりを体感し、自分自身の内なる自然にも気づいていくーー。
そんな、深くてあたたかな学びと実感の旅です。
都市の喧騒から離れ、流域や循環を視野に入れた学びと体験を重ね、新しい視点を得る旅へ。
自分にとっての“at Home”を見つけるような時間を、屋久島の自然の中で。
そして、、未来へつながる生き方のヒントを、それぞれの“Home”に持ち帰りましょう。
体験できること:Programs
◉ 森川里海のガイドウォーク
フィールドを歩き、森・川・海がつながる風景と生命の循環を体感。
自然のリズムに耳を澄ませ、屋久島の流れに出会う時間。
◉ 源流の森へ
森と海のつながりを体感する1000年の森歩き。
澄んだ空気や水を感じながら、森が育む命の豊かさ、そして海との関係に触れます。
◉ 水のめぐり修復WS
Permaculture Design Lab.のJunさんによるレクチャー。
健全な循環ー崩壊ー修復。水の循環と生態系や気候との関係を学ぶ
◉ 里のワーク
里山の手入れやビオトープづくりを体験し、日々の暮らしと自然のつながりを取り戻していきます。
◉ コンポスト土づくりWS
生ごみから堆肥をつくるワークを通して、「食」と「土」と「命」のつながりを実感します。
◉ ヨガ&瞑想セッション (自由参加)
自然との一体感を味わいながら、自分と向き合い、調えて、新しい一日を迎える準備を。
屋久島リトリート特別クラスをJun & Takako が初めての方にもやさしくリードします。
◉ 焚火セッション
1日の振り返りと、未来へのアクションを考える時間。
温かな火を囲み、お酒なども飲みながらフランクに。ステキな夜を過ごしましょう。
◉ ヴェーダーンタWS
at home in natureーーーそれは単に場所の話ではなく、自分自身の本質に還ること。
インドの叡智が説く「わたしの本質」についてお話
旅を彩る- Cuisine食体験 –
海を一望するデッキや、満天の星空の下でいただく野菜中心の食事。
屋久島の流域・循環を感じる食材を使い、間伐材で炊いた羽釜ご飯や、地元湧水を使ったメニューなど、すべてが土地とつながったものばかりです。
お昼は大自然の中でお弁当を。食べること自体が、屋久島の自然を味わう学びの一部になります。
日程
2025/11/26(水)~11/29(土)3泊4日
スケジュール
※天候等により変更となる場合がございます。ワークの内容もその場の流れ等を汲んで変更となることがございますので、予めご了承ください。
11/26(水) Day1 自然と出会う
各自 安房港(13:00頃)または屋久島空港(13:30頃)へ
スタッフがお迎え(昼食は各自にて)
14:00 moss到着
◉ オリエンテーション
◉ 森川里海ガイドウォーク
フィールドを歩き、水と出会う
17:00 宿泊施設(Sumuまたはmoss)へ移動・お部屋へご案内
18:30 夕食
夜 ◉ 焚火セッション・自由時間
11/27(木) Day2 自然とつながる
早朝 瞑想&ヨガセッション(自由参加)
朝 朝食
◉ ヴェーダーンタWS(本当の自分に還る、自分の本質にふれる時間)
10:30〜17:00(途中 お弁当ランチ)
◉ コンポスト土づくりWS
◉ 水のめぐりを学ぶワーク
◉ 源流の森トレッキング〜森と海のつながりを歩く〜
18:30 夕食
夜 ◉ 焚火セッション・シェアリングタイム
11/28(金) Day3 自然とかかわる
早朝 瞑想&ヨガセッション(自由参加)
朝 朝食
◉ ヴェーダーンタWS
10:30〜17:00(途中 お弁当ランチ)
◉ コンポスト土づくりWS
◉ 里山ワーク 〜手入れやビオトープづくりなど〜
18:30 夕食
夜 ◉ 焚火セッション・シェアリングタイム
11/29(土) Day4 心の自然を育む
早朝 瞑想&ヨガセッション(自由参加)
9:00 ◉ ヴェーダーンタWS
◉ プログラムの振り返りと対話セッション
それぞれの場所へ体験をもち還る At home in nature
11:30 ブランチ(mossにて)
12:30 屋久島空港へ送迎
・希望者は空港近くの土産店へ立ち寄り可能
会場
屋久島 ※このリトリートは現地集合・解散となります。
MOSS OCEAN HOUSE
宿泊 SUMU yakushima または Moss Ocean House母屋
鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生311-91
https://www.moss6.com/
Sumu Yakushima|自然と共に生きる建築
世界自然遺産・屋久島の森に溶け込むように建てられた施設、Sumu Yakushima。
『人が住むほど、森が“澄んで”いく』
自然への負荷を最小限に抑え、既存の樹木や地形を活かした建築配置により、森の生態系を守りながら設計されています。
建材には地元産の屋久島地杉を使用し、伝統的な高床工法と現代技術を融合。建物同士は森の小道やウッドデッキでつながり、自然のリズムと共に過ごす滞在が叶います。それぞれ配置された、ダイニングやラウンジ、浴室棟も自然光と風を取り込み、森と一体となる心地よさを提供します。
Moss Ocean House | 屋久島で人と風土が調和する場
Moss Ocean Houseは、単なる宿泊施設にとどまらず、地域とともに未来を育む「場づくり」を行っています。宿泊のほか、地域活動や体験プログラムを通じて、訪れる人々に深いつながりと気づきをもたらします。
『心に自然を宿そう』をテーマに、人と環境のつながりを見つめ直す時間を提供し、屋久島の暮らしに根ざした体験を通して、共に学び、感じ、考える場となっています。
施設には海を望む開放的なリビングや、懐かしさを感じさせる和室があり、グループでも快適に過ごせるつくりです。
共催
● MOSS OCEAN HOUSE
屋久島の自然循環を重視して「流域のがっこう」を開く持続可能なツアーカンパニー
● Permaculture Design Lab.
浜松を拠点にフォレストガーデン(食べられる菜園)を日本に広げるパーマカルチャー専門家
● Biotope Yoga Studio
ヨーガな生き方を提唱する西宮/甲子園口駅前のヨガスタジオ
参加費
宿泊先により料金が異なります(選択制/第2希望まで記入)
A: SUMU yakushima (女性限定) … 164,000円(税込)
※4名以上の参加で成立
B: Moss Ocean House … 135,000円(税込)
※参加費に含まれるもの:
・宿泊費(3泊)
・食事代(1日目夕食/2・3日目朝昼夕食/4日目朝昼食)
・全ワークショップ/ガイド費用/入山協力金/ツアー保険
※含まれないもの:
・現地までの交通費
・飲み物代・お土産代 など
お申し込み後、お部屋を調整し、お振込先をご連絡します。
※宿泊先は「SUMU」または「モス」よりお選びいただき、第2希望までご記入ください(※第1希望に添えない場合、「第2希望に振替可」「キャンセルを希望」のいずれかをお選びいただけます)。
※SUMUは4名以上でのご利用が条件となるため、ご希望をいただいても人数が満たない場合はご利用いただけない可能性がございます。
※モスの定員にも一部制限を設けており、人数調整後に宿泊先を最終確定させていただきます。あらかじめご了承ください。
定員
11名 / 最少催行人数 7名
※お部屋は男女別の相部屋となります。
お申込み
>>専用ご予約フォーム
https://forms.gle/g2P8BYKgNCNP2dxX8
※返信メールを受け取るアドレスは、必ず携帯のアドレス以外をご入力ください。携帯アドレスにはこちらからのメールが届きません。
キャンセルポリシー
リトリートの性質上、キャンセルが他のご参加者や宿泊施設の調整に大きく影響いたしますため、期日以降のキャンセルについては規定に沿って対応させていただきます。どうぞご理解いただけますようお願い申し上げます。必ず日程などを確実にご確認の上、お申込みください。
1. キャンセル料は以下の通り発生します:
・申込後~2025/10/1 : 参加費の30%
・10/2~10/9 : 参加費の50%
・10/10~11/9 : 参加費の80%
・11/10以降 : 参加費の100%
2. キャンセルされる場合は、必ず事前にメールでご連絡ください。
3. どうしてもご都合がつかなくなった場合、同性に限り【代理参加(譲渡)】も可能です。ご希望の方はその旨をお知らせください。譲渡先が確定した場合は、キャンセル料は発生いたしません。
4. 返金の際には、振込手数料を差し引いてのご返金とさせていただきます。
※台風などの天候理由により交通機関が欠航となった場合、キャンセル料金は発生いたしません。状況が判明し次第お知らせください。
屋久島までの交通
ご参加を決めたら、できるだけ早めに交通手配をお願いします。特に航空券は、早期予約がお得です!
飛行機
伊丹空港 or 鹿児島空港 or 福岡空港 →→→ 屋久島空港
▶ 検索サイト例: Skyticket(スカイチケット)
国内線・乗継便の比較にも便利です。
https://skyticket.jp/
参考フライト例:
伊丹(大阪)発 11:20 → 屋久島着 13:10(JAL/直行便)
各地から鹿児島経由で屋久島着 12:05頃(空港内でのランチもおすすめ!)
復路について:
伊丹行き直行:14:40 発 鹿児島行き:13:35 発
上記に合わせて送迎いたします(その他の場所をご希望の方はご相談)
高速船
鹿児島本港南埠頭 種子・屋久島高速船ターミナル →→→ 屋久島・宮之浦港行き。
高速船ターミナルは鹿児島空港から約55分。
▶ 高速船トッピー&ロケット 時刻表・料金
https://www.tykousoku.jp/fare_time/kagoshima_yakushima.html
参考便:
鹿児島港発 10:10 → 安房港着 12:05
ガイド PROFILE
今村 祐樹 (Yuki Imamura)
合同会社モスガイドクラブ(moss ocean house)代表 | Sumu-Yakushimaコンセプトディレクター
大阪府吹田市生まれ。大学卒業後、就職した仕事をやめ「自然の中で生きる力を身につけよう」と23歳の時屋久島に移住。エコツアー事業、宿泊事業を経て現在は『おいしい空気、ゆたかな土壌、生命を育む水がつきることなくあふれだす地球へ』を旗に掲げ、リジェネラテイブをキーワードに森から海までを水の巡りが繋ぐ『流域』をフィールドにした地球再生プロジェクトをすすめている。2025年「経済力から生命力へ」価値を転換する学びと実践のフィールド『流域のがっこう』をスタートする。
流域のがっこう moss ocean house
かつて屋久島では、山・海・里の恵みを10日ずつ享受し、山から海までの「流域」を生活の単位としていました。モスが取り組む「流域のがっこう」では、その屋久島の伝統的な暮らし「山10日海10日里10日」の循環を参考に、自然と共生するライフスタイルを提案しています。
この取り組みでは、森から海までの「流域」を地球を捉える最小単位と考え、生命を育む環境を再生する(リジェネラティブ)視点で以下の活動を行っています:
山10日アクション: 人工林の間伐や土壌改善で森の多様性を回復し、水源林の機能を高める。
海10日アクション: 満月の日に汲んだ海水を、間伐材を使って焚き、天然塩を作りながら海と里の循環を育む。
里10日アクション: 里を森から海までの循環が息づくビオトープへと再生し、多様な生命が共存できる場を作る。
これらの活動を通じて、地球全体の自然環境と人間との関係性を見直し、「住めば住むほど自然が澄む」世界を目指しています。未来のために、空気・土壌・水を共有の財産として守り、地球の再生を皆で育んでいくことを目指しています。
大村 淳 (Jun Omura)
Permaculture Design Lab.共同代表 | パーマカルチャーデザイナー | Water Stories 国際水循環再生専門家 | ヨガ・インストラクター | 静岡県立大学 非常勤講師/未来づくりフェロー(浜松市内小中学校 ESD教育特別講師)
静岡県浜松市生まれ、在住。元体操選手。ユーラシア大陸横断の旅での出会いから、帰国後、ヨガインストラクターと自然と寄り添うライフスタイルの提案活動を開始。パーマカルチャー実習&デザインコース(2010年)卒業後、各地のフォレストガーデンデザインや施工に携わる。また、浜松の都市郊外で10年近く続けているフォレストガーデン・プロジェクトを地域コミュニティと共に進め、自然生態系と人間生態系の双方が豊かになる暮らしを実践している。2025年、自然そのものの力や仕組みを活用して気候変動に対応する “水循環再生”の専門家として、国際的コミュニティと連携を図りながら、地域の水循環再生を通じて生態系再生や気候ケアに取り組み始める。
HP https://www.permaculturedesignlab.com/
田中 貴香子(Takako Tanaka)
Biotope Yoga Studio 代表 | ヨガ講師
和歌山県橋本市生まれ。ヘルニアの痛み改善のために始めたヨガに魅了され、2012年に「Biotope Yoga Studio」を西宮にオープン。どんな人も自然な“ありのまま”の自分の価値に気づき、リラックスしてヨガを楽しめるよう、多種多様なクラスやワークショップ、リトリートを提供。近年はインドに通い、ヴェーダーンタなどの生き方としてのヨガの学びを深めている。また、有機農畑(Biotope Farm)やフォレストガーデン(Biotope Garden)で、仲間と共に自然との調和を学び、楽しんでいる。
スタジオHP http://biotope-yoga.com
Instagram @biotope_takako
よくある質問
Q・ツアーはどれくらいハードな場所に行きますか?
A・屋久島のフィールドでは子供から大人まで多様な楽しみ方ができます。プログラム毎に場所や内容を決めてゆきますので、体力等にご不安がある場合は事前にご相談ください。
Q・どんな服装で行けばいいですか?
11月の屋久島の気候
里の日中は暖かければ20〜23度程で野外で動けば汗ばむような日もありますが、朝夜は冷え込みます。
森の気温は里よりも15度前後冷え込みますので、防寒の準備が必要になります。
< 服装の目安 > (さらに…)